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地域におけるニュー・ツーリズムの展開・日商工観光振興大会2004・その1
JUGEMテーマ:観光まちづくり

 

 ー地域におけるニュー・ツーリズムの展開ー
 
 ー観光振興をまちづくり運動として進めるー

 というテーマで,10月15日・16日、全国の商工会議所や観光関係者、まちづくり市民運動・大学生等七三〇名が参加し、日本商工会議所としては初めての観光振興大会2004が、栃木県宇都宮市で(分科会は宇都宮市、足利市、鬼怒川温泉)開催されるという.
 観光カリスマ(国交省第6次選定)になると,こういうのにお声がかかるらしい.
 この手の会議など出たことがないので,いい経験かと行ってきた.

 
 初日,15日は宇都宮市において、本大会が開催.

 日本商工会議所観光小委員会委員長(東海旅客鉄道相談役)須田寛氏による
  「地域による『ニューツーリズム』展開に関する提言」
についての報告があり、続いて
 木村尚三郎・東京大学名誉教授による基調講演
  「観光振興をまちづくり運動として進める」
と題する基調講演をうけ、更に,
  「地域におけるニュー・ツーリズムの展開」
と題する,パネルディスカッションが,
 コーディネーター:東京大学教授 西村 幸夫 氏
 パネリスト:
 日本商工会議所観光小委員会委員長(東海旅客鉄道相談役)須田寛 氏
 東京大学名誉教授 木村尚三郎 氏
 照明デザイナー 石井幹子 氏
の四氏で開催され、締めくくりに、 大会宣言を採択した.
 わが,日本商工会議所が
 「歴史・文化・産業に根ざしたまちづくり運動として観光振興を継続的に進める
ことを宣言した。

 16日には分科会を開催。
 おもてなし向上を目指す「ホスピタリティ向上分科会」(宇都宮市)、
 歴史・文化の活用を考える「ニューツーリズム促進分科会」(足利市)、
 外国人の訪日旅行振興を考える「インバウンド振興分科会」(藤原町(鬼怒川温泉))
の3分科会において、有識者によるパネルディスカッションを行った。

 今回は第1回大会で,第2回大会は来年10月、倉敷市(岡山県)での開催を予定している.
 小樽からは小樽商工会議所・F業務部長と私が参加し、F部長は、宇都宮分科会《おもてなし向上を目指す「ホスピタリティ向上分科会」》に、小川原は、足利分科会《歴史文化の活用を考える「ニューツーリズム促進分科会」》
に参加した.

 以下に,
を転載する.


地域における「ニュー・ツーリズム」展開に関する提言
   ‐‐観光振興を街づくり運動として進める‐‐
              (観光小委員会報告書)

( 要 約 )

第1 「街づくりの観点」に立って観光振興を推進する

1.観光振興と街づくりを一体化する

○ 観光振興は一産業のみの問題ではなく、地域全体、国全体に関わる問題と認識し、その振
興に取り組むことが重要である。
○ また、観光は街づくりを進めるための大きな推進力の一つと考えられる。
○ 従って、各地で進められているハード・ソフト両面からの街づくり事業等は、観光振興策
と一体化して推進されることが効果的と考えられる。

2.観光振興のために「地域力」を結集する

○ 観光振興のためには、地域のコンセンサスのもと、その持てる自然や人的・物的資源の総
体である「地域力」を最大限に活用するとともに、地域の魅力に磨きをかけて他地域との
差別化を図り、情報発信力を高めることが必要と考えられる。
○ また、観光振興に関係する組織・機関等の連携を進め、広域観光や回遊性の向上を目的と
した他地域とのネットワーク強化を図る必要がある。

3.地域特性を活かした「オンリーワン」観光資源を発掘する

○ 街づくりにおいても観光振興においても、地域間競争に勝ち抜くため、「こだわり」や「そ
の土地ならでは」等で表現される「オンリーワン」を目指した、新たな地域個性の発見、
観光資源の発掘に不断に取り組む必要がある。
○ 伝統芸能や歴史・文化施設、自然景観などが観光資源の場合は保存努力も重要になる。

4.ホスピタリティ向上など受け入れ体制を改善する

○ 心のこもったおもてなし(ホスピタリティ)は、地域のファンとなるリピーターを生み、
交流人口を増加させるため、地域として、ホスピタリティ向上のための研修・セミナーを
積極的に開催し、人材確保・育成に全力をあげる必要がある。
○ また、個人旅行者、長期滞在旅行者、訪日外国人旅行者などに対応した受け入れ体制の整
備、携帯電話などITを活用した旅行関連情報の提供や通訳サービスなど、旅行者ニーズ
に合わせたきめ細かなサービスの提供もホスピタリティ向上の一環と考えられる。


第2 「ニュー・ツーリズム」の振興に取り組む

1.ニュー・ツーリズムを促進する

○ 社会環境の変化、ニーズの変化等に対応した、産業観光、街道観光、都市観光、視察観光
など多様な「ニュー・ツーリズム」が勃興しており、地域としてのオリジナリティ性、ス
トーリー性溢れる商品・サービスの開発が一層重要になっている。
○ また、修学旅行・生涯学習向け、中高年・女性向けとして、「体験・学習観光」の要素が
ますます重視され、「サイトシーイング(sight-seeing)」から「サイトドゥーイング
(sight-doing)」への発展が求められている。

2.新しい観光商品・サービスを開発する

(産業観光)
○「産業観光」は、街づくりと地場産業、先端産業と産業遺産との連携・融合の役割を担う
もので、今後、インバウンド、体験・学習観光等との組み合わせによって、さらに付加価
値を高めることが必要になってくると考えられる。

(街道観光)
○ 自然景観や歴史的な観光を活かした「みち」の観光としての「街道観光」は、今後、スト
ーリー性を持ったルート開発が一層望まれ、商工会議所同士の連携も重要になってくる。

(都市型観光)
○ 大都市等におけるテーマパークやショッピング施設などのアドバンテージを活かすために
は、周辺地域と一体となったイベントの企画・開催、テーマパーク等とは趣の異なる地方
の観光を組み合わせる配慮などが必要と考えられる。
○ また、「カジノ」を含む「複合的なエンターテイメント施設」については、国民的かつ地域
における十分な議論を踏まえたうえで、先例を持つ各国の状況を参考に、施設のあり方に
ついて一歩踏み込んだ検討を行う必要がある。

(街づくり視察観光)
○ 特色ある街づくり・商店街・TMO等の視察を商工会議所等が組織的に受け入れる「視察
観光」は、都市型のテーマ観光として有望であり、地域としての積極的な情報発信、視察
の受け入れマニュアルの作成等が重要と考えられる。

(その他)
○ コンベンション誘致、エコツーリズム、グリーンツーリズム、アグリツーリズム、フラワ
ーツーリズム、温泉等を活用した健康増進のための観光など、地域事情に応じた多様な観
光振興について検討されるべきであり、また、映画・テレビドラマのロケ誘致なども効果
的と考えられる。


3.地域においてインバウンドを推進する

(地域におけるインバウンド振興策)
○ 地域に外国人旅行者を受け入れるインバウンド振興は、観光振興のみならず、「真の」地
域の国際化を促進する役割が期待されており、国民全体の意識改革、地域独自の国際的な
イベントの開催、地方自治体のトップセールスによるPR等が重要になっている。
○ 政府は、主要言語による世界に向けた日本紹介サイトやTV・ラジオ番組の拡充、ビザ問
題や地方空港におけるCIQの改善等に一層積極的に取り組む必要がある。
○ また、外国人観光客の誘致のためには、姉妹提携している都市・商工会議所との関係を活
用するほか、JETRO(日本貿易振興機構)等の支援機関の活用なども考えられ、相手
国・都市に対し双方向の交流拡大を訴えることが重要である。

(インバウンド振興のための環境整備)
○ インバウンド振興のための環境整備としては、
・観光インフォメーションセンターの増設、「苦情受け付けセンター」の創設
・地方空港と市内を結ぶバス等の車内における各国語案内
・両替所やキャッシングATMの増設
・外国人が安心して泊まれる安い宿泊施設の提供(宿泊と食事の分離等)
・通訳ボランテイアの確保
等々が必要と考えられる。


第3 「観光立国」にふさわしい観光政策の実現を求める

○ 国は、国家戦略とされる「観光立国」の名にふさわしい、国際レベルの観光政策(組織・
予算・税制・支援制度等)のスピーディーな実行、観光振興に関連するインフラ整備、国
民の意識改革・普及啓発等に一層努めることが重要である。


第4 商工会議所は主体的に観光振興に取り組む

(各地商工会議所)
○ 観光振興は街づくり、地域ブランドづくりの一環であり、商工会議所は、観光振興に関す
る地域全体のコンセンサスを得るため、コーディネーターの役割を果たす必要がある。
○ また、「観光委員会」等の組織や事務局担当セクションを設置し、観光振興策に関する積極
的な提言活動を行う必要がある。
○ さらに、観光振興は継続性が重要であるため、観光振興事業をビジネスとして行えるよう
努力する必要がある。
○ 研修会・セミナー等の開催により、地域全体のおもてなし(ホスピタリティ)の能力向上
に努める必要があり、また、インバウンド振興のため、地域観光情報の発信などにより積
極的な誘客活動を行うべきである。
○「ニュー・ツーリズム」に対応する観光資源の発掘などに一層積極的に取り組むほか、商
工会議所会館や空き店舗等を活用した総合案内所の設置、TMOや観光ボランティアとの
連携等も検討される必要がある。
(日本商工会議所)
○ 日本商工会議所は、継続的に観光振興策を検討し、提言・要望活動を行うとともに、商工
会議所役職員等を対象にした観光振興をテーマにしたシンポジウム・セミナー・研修会等
の開催など人材育成に関する事業を実施するほか、ホームページ等を活用して一層積極的
に情報提供すべきである。
○ また、インバウンド振興のため、アジアなどの各国商工会議所と国内商工会議所との橋渡
しを行い、人的交流の拡大を促進すべきである。


第5 観光振興を街づくり運動として進める

○ 観光振興は、国全体、地域全体として取り組むべき問題であり、また、街づくりの一環と
して進められるべきものと考えられる。このため、観光に対する国民の意識改革を図り、
インフラ整備を進め、「観光立国」の実現に努めることが重要であり、地域は「一地域一
観光」に取り組むべきである。
○ 特に、商工会議所は、地域総合経済団体として、また、街づくり機関としての使命感をも
って地域における観光振興のイニシアティブをとり、継続的な街づくり運動として観光振
興に一層貢献すべきである。

以 上
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