小樽の街は
心ない事業者の手で壊されかけている.
が でも,
まだその素材の素晴らしさを生かし切れば,
グレードの高い『まち』になれる.
雪あかりの路のような祭を,
育もうとする小樽人がいるのだから
品格なくして地域なしの
人と人が繋がる交流の
観光まちづくり.
要は『まち』のグランドデザインが,
確固としてあるか だ.
自治体長にまずあるか,
そして住民も 持とうとするか?
そんな想いこそが,かつて30数年前 このまちに 彷彿とわきあがった.
今その一端を担った若者も40代,50代に.
久方ぶりに 語り合う.
と,「まだ,あの頃のことを語るのか?」と 生きた化石を見るような視線を 私にくれてくる.
落とし前をつけもしないで忘れられるのも その人の徳ではあるのだろう.
しかし,いくつになっても私はそのような徳は・・備わらないようだ.
今日よ,続け.