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    幼年期の終わり

    • 2009.03.31 Tuesday
    • 12:46
    JUGEMテーマ:観光まちづくり

      ・・・まさに「衝撃的な数字」が公表された。

     二月の訪日旅行客総数は、
       前年同月比で、41.3%減
    だそうだ。
     国別では、
       香港 60.4%減
       シンガポール 56.4%減
       韓国 54.5%減
       台湾 48.0%減
    と、小樽・後志エリアの上位海外訪日国が、衝撃的に激減した。
     かろうじて、
       豪州 16.7%減
    と半減はしなかったが、分母が小さいなかでの減少は、ニセコ・倶知安には厳しい。

     昨年8月から七ヶ月連続前年比減少しているが、40−50%代の激減は、すさまじい。

     半年前に海外訪日客用ツアーパックが売り出されるので、九月リーマンショック以降の影響が数字に出るのは一月以降といわれてきたが、これほどの衝撃的な激減とは。

     日本人観光客の来樽が減少傾向に入り、小樽の大型観光施設はどこも海外訪日客ターゲットにシフトし、日本人観光客減少による売上減をカバーしてきた。
     が、その売上減のカバー役であった海外訪日客の激減は、彼らをして茫然自失状態に落とし込めている。
     実際これまで、冬の一大イベントである「小樽・雪あかりの路」の運河・浅草橋のメーン会場は、開催期間中観光バスが次から次に海外訪日客を降ろし、雪あかりの路浅草橋会場は外国語が氾濫していた。
     が、今年はその姿が激減したことが上記数字を実証している。

     小樽運河・堺町の観光施設だけではない。
     これまで「小樽運河・堺町から観光客は流れてこない」と観光全般に冷ややかな態度を取ってきていた市内中心商店街の幹部が、
     「韓国からの訪日観光客が減って売上減少が厳しい、実は観光客の購買に助かっていたのに、なんとかしてくれ」
    と囁いてきて。

     小樽観光の「幼年期の終わり」が、今始まったのだ。

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    明日の夢をみるのか

    • 2009.03.29 Sunday
    • 20:13
    JUGEMテーマ:観光まちづくり 

    フランスモンマルトルカフェ
     ↑ フランスはモンマルトルのカフェの夕暮れの写真.

     これをみながら,堺町通りの夜の賑わいづくり検討会議と堺町ナイトマーケット参加店反省会の両会議を,反芻している.

     写真をみていると,ちょっと気取って,
       「夜は若く、彼も若かったが、夜の空気は甘いのに彼の気分は苦かった。
    という,大好きなウィリアム・アイリッシュの『幻の女』の冒頭の文章を,思い出している.

     小樽の有名な観光通りの人達は,このフランスの有名なカフェの夜のシーンを,夢見ないのだろうか?
     

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    大切なのはどこかを指して行くこと・・・

    • 2009.03.21 Saturday
    • 16:55
    昭和49年、帰省した頃の小樽運河
     ↑帰省した昭和49年の頃の小樽運河の写真をなんとはなくアップ。
     昭和61年の火災から免れた、焼け跡整理に奮闘してくれた当時のポートフェスティバルの仲間のお陰で残った写真を、スキャン。
     この時代に小樽というまちと関わりをもって、もう、40年が経とうとしてる。

     そして小樽は、当時と変わらずに悲鳴をあげている。
     ・・・別に半年前のリーマンショックが起こらなくても、問題は明白だった。
     弱肉強食の時代を「小泉劇場」としてその幕開けを拍手した結果だ。
      
     リーマンショックから半年がたつ。
     100年に一度かどうかなど、市井の蕎麦屋にはわからない。 
     が、意識ある生活をして四〇有余年で初めての経験を、この半年でしてることは間違いない。
     世界を語るなど恥ずかしい。 
     第一、サプライムローンを発信源とする経済記事があらわにする金額は「兆」を越え「京」の単位で、市井の蕎麦屋には理解不能の金額単位であって、語るすべはない。 

     目を転じよう。 
     今小樽を訪れる海外からのお客様も、実は半年前売り出されたツアーパックを購入したお客様で、昨年九月リーマンショック以降売り出されたツアーパックによる海外からの訪日の趨勢は半年すぎた3月後半から露わになるのだという。 
     これまで以上に激減するのではないか、と言われている。 
     ただでも激減する海外来訪者が一層減るのか、となると、これからの観光小樽はどうなるのか? 
     減少する国内観光客の目減りを海外からのお客様の増加でカバーしてきたお土産物販業界は呆然とし、為す術もなく嵐が去るのを待ち、せいぜい経費削減で何か対処した気持ちになろうとしている、というところか。
     皆、苦悩している。 
     昨年九月まで元気だった観光関連事業者も、今は皆目の色を変えて必死で自らの商売に懸命だ。  
     今年の雪あかりの路では、「多くの来場者がある雪あかりの路の期間中に、原点に帰って堺町の夜の賑わいづくりをやろう」という堺町通りナイトマーケット企画で、ほぼ堺町に張り付いた。 
     が、お土産物販店のお客様の激減とスウィーツ・飲食の一定の元気さとが極端なほどに目立った。 

     しかし、お土産物販業種がこの危機をどう突破するのか、それを提示してくれる施設はまだ少ない。

     要は、
      「どこかを指して行くことが大切なのであって、
       到着するすることがそうなのではない。
       というのも、死ぬことしか到着というものはありえなのだから

    と、『城塞』でのサン=テグジュペリの言葉に戻かる、・・いや戻れるか、だ。
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    いわゆる青春など黙っていてもいつか通り過ぎていく

    • 2009.03.07 Saturday
    • 14:59
    青春

    友人の子供さんが高校登校拒否状態だという。


    無責任のそしりをまぬがれえないと思うが、何も親が「登校拒否」状態そのものにあわてることない。

    協調性や融和性などという評価する言葉に惑わされず、皆と同じ生き方などを躊躇する勇気がある、とみてやるべきではないか。

    登校を躊躇う若者は、繊細かつ未来に対して傲慢なのであって、それこそが高校生の年頃なのである。


    そもそも学校とはイヤなところではある。


    中学時代はまだ牧歌的な残滓がある。

    が、高校に入るととたんに規則づくめでむやみに威張る教師はいるし、人生論的な意見めいたことをいう教師がいて、右だろうが左だろうが兎に角「大人の気取り」が透けて見え、高校生の年頃の若者にはとてもイヤな時代ではある。


    「小さな社会」たる学校で趣味も育ちも違う不特定多数との接触で精神がささくれ立っているのに、教師達の言葉の貧弱さと押しつけがましさと傲慢さに、まだ柔らかな皮膜しか備えていない脆弱な自意識が、無理矢理こすられてたやすくすり減っていくことに、うんざりする年頃であり、そもそも貧弱な知識と鋭い勘とを両方合い持つのが、高校生という年頃である。

    校舎がどんな立派でも、焼けた熱いトタン屋根の上の猫のような心境で飛び跳ね耐えつつ、世の不条理に身もだえし、人生は思うに任せないと、無礼ではあるが小心という自らのねじれに苦しむのが、高校生の年頃なのだ。


    登校拒否など何度でもすればいい。

    その結果1年くらい留年しても何ほどのマイナスか。

    18歳では、授業やクラブ活動やそして将来自分において、適正などわかるわけがない。

    一度実社会にでて、世間に混じりその中で自分を相対化してみることこそ大事なのではないか、他者の目になって自分の深淵を覗みこみ、まだ大学で学問をしたければ行けばいい。

    そもそも、親があってこその大人がいてこその、不良行為である。


    高校時代、いわゆる青春など黙っていてもいつか通り過ぎていく・・のだ。

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