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    夢を、夢だけに終わらせない

    • 2009.06.26 Friday
    • 09:50
    Revitalization in Otaru Shukutsu Area

     小樽水族館のある祝津エリアは小樽の市内観光ネットワークの重要な拠点である。

     その祝津の浜が見える恵比寿神社の参道入口のすぐそばに立つ、祝津三大網元のひとつ茨木家の出張番屋↓と、

    茨木家出張番屋

     その手前並びの本宅↓と。

    茨木家・本宅

     出張番屋の方は大変目立つ位置にあるのだが、使われなくなって30有余年、日本海の風雪に痛めつけられ老朽化が激しかった。

     それが老朽化で取り壊されるか、修復されるか。
     こと祝津地区の活性化と振興にとって、それは漁場建築群の再評価・再認識と同地区の貴重な歴史的資源として今後の同地区の振興に大きな影響を与える存在だった。
     ましてや、今は産業観光、街道観光、近代化遺産観光、学習型観光という、もはやマスツーリズムではなく地域の身の丈自身こそを誇るような観光こそが、観光ニーズになっている時代だ。

     そしてその祝津には「祝津観光組合」という団体がありそれが発展的に改組されて、市民参加型事業推進型の「祝津・たなげ(祝津のエリアをたなぐ=かつぎ上げるの意)の会」と生まれ変わっていた。
     祝津エリア活性化をめざし、まずは自分たちのエリアを再認識・再発見しようと、祝津地域の屋号の調査研究を皮切りに地域振興イベントを次々に展開してきた。
     市内観光ネットワーク拠点の祝津に、受け皿となる「まちづくり主体」が形づくられたわけだ。
     
     この祝津・たなげの会が、茨木家出張番屋の老朽化=取り壊しを迫られた所有者と話し合いを持ち、なんとか修復・再生の手立てを探るため取り壊しを1年間遅らせ、積雪で倒壊しないよう自らボランティアで手を打ち、その間に検討を進めようとなって、昨年来、知恵を出し合ってきた。
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    渦中にいるものはその滑稽さをわからない

    • 2009.06.18 Thursday
    • 16:14
    波と渦
     奴隷にされてしまった奴隷同士の会話では、互いに奴隷になった身を慰め合うので
    はなく、主人の自慢話を競い、主人の良さを張り合うという。

     それ以下の会話をこれはと思ってきた人から聞く・・切なさと寂しさしかない。
     最近、わがエリアのとある会社に採用された知人がいる。
     その会社を誇り、採用してくれた社長を誇るなら・・・まだいい。
     が、会社組織に所属したことを背景にしてしか、自分の存在価値を表せない人にな
    ってしまう、とは。
     本人はそんな人になってしまったと思っていないところが、一層悲しい。
     渦中にいるものはその滑稽さをわからない。

     その一方で、血脈の存在価値が今も生きているとう出会いが最近あった。
     ある町で、一番目立つ場所にある歴史的建造物が時代の役割を終え、数十年の風雪
    に痛めつけられ倒壊する危険性もあり、その所有者が取り壊そうとした。
     しかし、その歴史的建造物がそびえる場所はそのエリアで最も目立つ場所で、取り
    壊されてしまうとそのエリアに散在する数十棟の歴史的建造物への影響も大で、何と
    か修復し再生をと、その地域の人達や私なども加わり皆で奔走してきた。

     現所有者は名家の末裔で、氏の所有する歴史的建造物への思いと私達の思いが合致、
    理解を頂き、修復の手立てを模索する期間を与えられ、今回お国の公募事業申請で修
    復をという段階にまでかこつけた。
     その歴史的建造物の修復とエリアの発展を所有者も希求し、嬉しいことにうまく採
    択されて修復がなったら、その歴史的建造物を町内会館に寄贈を検討すると表明して
    くれた。

     全く赤の他人同士が、互いの思いと、名家がその歴史をスタートさせた「場」への
    脈々と続く血に裏打ちされた思いとプライドで、ここまで進む。

     悲喜こもごも、ではある。
     
     
     

    切なさと楽しみと

    • 2009.06.10 Wednesday
    • 05:01
    20090603_risingsunJUGEMテーマ:観光まちづくり 

     20090603am6:30、函館本線・熊碓海岸の朝日。

     小樽にいては、休みが取れない。
     年中無休のお客様商売である以上、店に直接商売でない方々の来店からも逃げられない。
     そろそろヘルニア腰も耐久力の限度。
     で、業界団体の全国大会参加にかこつけ、少し放電休養を。

     手掛けてきた事業が、様々な派生する問題を抱えながらではあっても、少しづつ着実に進んでいく。
     切ないことの方が最初だから当然多い。
     が、やがてその切なさの中から一筋の光が見えてくる時の楽しさ。
     何せ、相手は人。
     ニヒっても意味ないし、軽蔑しても何も生まれない。

     幸いこちとらは還暦、物忘れがひどい。
      「物忘れと言っちゃいけねぇ。
       それって、忘却力ってやつが身についてきたというやつさ。
       都合の悪いこと忘れられる力、が忘却力てぇもんよ。」
    と、何かの本で読んだことがある。

     要はなにごとも前向きに考えてしまえばいい。(^^)

     
      
     
     
     
     
     

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