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    理想を捨てさるとき老いるのである.

    • 2009.11.29 Sunday
    • 21:00
    ニセコアンヌプリの夕日
     ↑ 11/26 倶知安町・後志支庁・3F渡り廊下から覗いた、ニセコアンヌプリに落ちる夕日、清清しい.
     滑っているときだけはただ一人,・・・スキーに行きたくなった.

     やっと やっと 成った.
     8.11から4ヶ月,春3月から8ヶ月が過ぎていた.
     多くの仲間が支えてくれて,大事な方の理解を得て,ついに至った.

     「人は後ずさりしながら,後ろ向きに未来に入って行く」 
      (ポール・ヴァレリー)
    ・・だ.

     が,こざかしい成果主義や費用対効果の時代.
     若い世代が,
     「そんなこといって,何かしら展望はあるの?」などと,口の端をつり上げ,わかったような口をきく.
     成功や成果があらかじめ保障されているからやるなら,誰でもやれるし,やればいい.
     わかってない.
     考えれば当たり前なのに,やれないできたこと,やりきれないできたことが,山のようにある.
     それにチャレンジするのは,見返りや脚光をあびたくてじゃない.
     生きるからこそ,少しは経験てぇものがみについてきたからこそ,・・・なのだ.
     
     ・・・
     青春とは人生の一時期のことではなく心のあり方のことだ.
     ばら色の頬,紅い唇,柔らかなひざのことではない.
     意志,豊かな想像力,強い情熱の問題であり,
     命の深い泉の新鮮さにある.
     若さはおそれに打ち勝つ勇気の発露であり,
     安易さより冒険を求める.
     これはときに20歳の若者よりは,
     60歳の大人にやどっていることがある.
     人は年の数を重ねて老いるのではない.
     理想を捨てさるとき老いるのである.

     高校の同期がサミュエル・ウルマンの詩を翻訳してくれた。
     たまたまだが、まさに私の今の心境そのものでだ。
     気障ったらしく、
     「たぶん死ぬまで青春だろうね」などとは、口が曲がっても言えない。
     が、
     「理想を捨てさるとき老いるのである.」
    は、そのとおりだ.
     
     彼らより、俺たちのほうが・・・老いてはいない.

    小樽シャコ祭への・・・ご感想とご意見

    • 2009.11.27 Friday
    • 20:26
    JUGEMテーマ:観光まちづくり
     
    第二回小樽しゃこ祭のお客様
     大好評を得た第二回シャコ祭。

     その、21,22日の運河公園、第二回小樽産シャコ祭イベントに来場されたお客様から、お励ましの言葉と、そして温かいアドバイスを頂いている。

     ↑ 画像のように大変行列作ってお待ち頂いた皆様から色々ご意見・アドバイスをもらって嬉しい限り。
     いいイベントを準備し用意してきた側からすると、これが限りなく嬉しい。
     そして、今も様々な場面でシャコ祭りが話題になる。
     この嬉しい反応は、そう、雪あかりの路を初めて開催したときと似ている。
     マスコミの取り上げ方も、雪あかりの路に比べ、シャコ祭りの方が早い。
     
     もっと、きっちりとやっていけば、将来化ける。

     雪あかりの路とシャコ祭、全く表現形態は違う。
     が、ベースが、
     「土着」「ローカル」「地場資源」「再発見と再評価」「再訪」
    という面では、両者とも同じだ。
     小樽だからこその、「ローカルこそグローバル」イベントだ。
     
     その頂いたご意見・アドバイスを紹介し、本ブログにアクセスされる方々からも更に「小樽しゃこ祭」へのご意見を頂ければと。


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    小樽の潜在力と可能性をみせつけた、小樽シャコ祭り

    • 2009.11.22 Sunday
    • 17:51
    JUGEMテーマ:観光まちづくり

    ↓ クリックすると拡大画像に。

     旧日本郵船からみた会場小

     2009年11月22日。
     街中に雪はないが、浜風のせいで運河公園はまだ雪が残っている。、
     それなのに、第2回小樽シャコ祭二日目午前11時、既に百人以上の行列が出来ている。 
     近づいてみると、その行列が二人づつ、2列になったいた。
     三百人は、間違いなく行列してくれている。

    シャコ祭り行列2小

     押しかける来場者の熱気で小樽運河公園の雪も溶け、その水面に行列の姿が映る。
     その行列が14時過ぎまでいっこうに減らないまま15時無事閉幕。
     初日一万二千匹、二日目一万八千匹、計三万匹の商いとなった。
     この他、小樽シャコ祭に連携して、市内の飲食施設がそれぞれ独自のシャコ食材メニューを二九日まで提供するのだが、その分一万匹も含めると、計四万匹が動いたことになる。
    続きを読む >>

    小樽朝里、毛無山の冠雪

    • 2009.11.12 Thursday
    • 21:24
    朝里、毛無山
     朝里の山々が冠雪した。
     麓の町々は紅葉が終わり常緑樹だけの世界だが、朝里、毛無の山々の頂上から中腹までは遠く街中からうかがうと、墨絵の世界。
     
     高校時代の同期会代表が、逝ってしまった。
     17歳で高校の応援団長になって43年、同期会の締めはその彼のエールで必ず締められた。
     生涯「団長」だった。
     彼のエールで、同期の我々は様々な人に言えない生き方をしてきながら、その仲間性に浸れた。
     札幌の高校で教鞭を執って38年。
     空手道を28年も続け強靱な肉体を持つ。
     隣に立つと上背のある、筋肉質の逞しい身体、肩から背にかけてのかっちりと引き締まった線、それらの殆んどが魅惑的なほど精悍さに溢れ、たとえようもなく温かく、ゆったりと静かに見えた男だった。
     自堕落に、ふしだらで、ヘビースモークの生活が続く私がまだ生きていて、その彼が肺線腫から逝った。
     享年61。

     運命というものがあるのであれば、それを定めた天に憤る。
     高校時代から相思相愛の彼の奥さんは、私などと比べるのも失礼だが、どこにもぶつけられない憤りを押し殺し生きていく。
     強靱な身体と清清しいほどまでの心根だからこそ、病魔とこれほどまでに静かに闘い抜き生ききった。
     そう、亡くなったのはなく、生き切った。
     御主人はもう闘わなくていいのだ、と心で奥さんに語りかけるよりない。

     さて、こちとらは、現世で紫煙にまみれ地べたで生きながら、とある人の最終決断を促し続けている。
     そのある人がどういう生き方をされてきたか、などどう想像してもわかるわけがない。
     若くして親を亡くした結果の苦労は、名家である分、私などに想像出来ない。
     が、最終決断の時が来ていることだけは確かだ。
     
     

    とうとう初雪の季節に・・・、でも歩きたい。

    • 2009.11.04 Wednesday
    • 00:03
    2009.11.01初雪
     2009年、小樽の初雪
     拙宅の、家族にはあまり人気はないが、私はお気にいりのコンクリート打ちっ放しテーブルも雪化粧。
     溢したインク跡、あふれさせたビールの跡、連れ合いの作った酒肴の汁跡、こぼした珈琲の跡と様々な跡で幾層にも沖積層になった天板も隠されて。

     今年は、何度このテーブルの上のMacのディスプレィを睨み、唸ってきたか(^^)
     
     霜夜(しもよ)
     静かなる深秋、大いなる明日のために
     大切にしている言葉を、日に一度は口にするという方法あり。
     冴冴とした星が空にある十一月の夜、心まで澄む時節の頃。
     季節は天候を一様にはさせない
     時雨もあれば、暖気もあり
     あるいは風もまた折折に。
     このような冬の日の変わりやすき中
     常かわらぬ晴朗なる心のありようを持つ人物が やはり際立つ。
     その人は 日々「志、堪忍、器」を銘じているのであろうか。
     茶の道の先達が 伝えたこの三つの大事こそが その人物の魅力。
     人が自分で大きく出来るものは それは「器」
     と 改めて思いつつ。
     男を一番ふさわしく語るのは、言葉
     そして、稔りの黄金の輝きの酒刻、・・・である。
    などと、おつにすましてこのテーブルで沈思黙考する時節は終わった。

     阿羅還のくせに雪が降ると、街をそぞろ歩きたくなる。
     ヘルニア腰で歩くと翌日呻くくせにである。

     歩く、動く・・・。
     ポストモダンなどと言われて久しいが、その時代になって我々は初めて歩く楽しさを実感しつつある。
     近代を飛び越え、前近代の「歩く文化」が復活しつつある。
     人はなぜこうも再び歩き出したのだろう。
     もう、じっとしていられなくなったから。
     明日が見えなくなり、じっとしてたら底なし沼に沈んでしまうかもしれないという漠然とした不安にさい悩まされると、人は必ず動き、歩き始める。

     高校時代、理系ながら世界史・日本史だけに夢中になった。(^^)
     世界史の教師に、
     「なんで中世の暗黒の時代からいきなり大航海時代になったのか、まったくわかりません。」
    と生意気に聞いたら、その教師は然る者(失礼)で、
     「中世の暗黒の時代、農業技術の発達で大開墾運動が終わり、人口増加は高まるのに作物生産量が一定で、食糧事情は悪くなり、栄養不足にペストが追い打ち欠けた。 不安で居たたまれなった。 つまり新大陸発見や喜望峰発見など夢とロマンとスピリッツという冒険者たちの時代のようについ思うが、自分たちの生きてく場所ではもう生きる展望がなくなり、やむなく西へ南へと動いていった、不安で動く。」
    と。
     妙に納得したものだった。

     思えば、今の時代も全く同じではないか。
    続きを読む >>

    容易には屈せざる何か

    • 2009.11.01 Sunday
    • 08:49
    樽前山

     登別・室蘭に行く途中の、深秋の北海道樽前山を車窓から。

     風景は、心まで澄む時節なのに・・・

    登別紅葉

     小樽近辺の山々も深秋。

     先週は猛烈なスケジュールだった。
     道東・道央の新ソバの出来は良くなく、後志の蘭越の新ソバ粉を手配し終えて安堵し、
     隣村のチーズの入手を手配し、
     女将の会計ソフトでの仕訳の馴れも落ち着いて、安堵したと思ったら、
     手掛けた事業の事務所経理体制が思った以上に未確立で、その根っこから経理知識伝授のスタートを切り、
     蕎麦と落語の会のチケット販売をブログでアップ。

     登別・室蘭から若者がわざわざ小樽まで来て「観光まちづくり」で一発話をと依頼されていて、若手経営者の会議で観光まちづくりと広域連携を語る。
     あまりにも綺麗にまとめすぎる年次総括を聞かせられ、私の話はどうだったのかは、残念ながらなく、何をしたいのかと問いかけたかったが初めての顔合わせなので我慢(^^)

    登別温泉街
     登別温泉街にある宿泊先にはLANがなく、これで海外客誘致かと時間をもてあまし、夜の温泉街に出る。
     二〇年前は、深夜まで宿泊客で溢れかえっていた温泉街、かって呑んだスナックの姿もなく、今は猫一匹姿みせず、シャッターとネオンだけが空しく灯る夜の温泉街。
     「温泉街観光」と「町全体の観光まちづくり」を志向する若者たちのと間にある、巨大な溝にため息が出る。
     その姿が、自分の街の観光ストリートを思い出させ、急に凝りを覚えた背中から首を温泉でほぐすが、一泊ではとても無理。

     帰樽して全道博物館学芸員の研修「ミュージアムマネジメントフォーラム」打ち合わせ、
     中座して商工会議所正副会頭で事業進捗のレクチャー、
     とって返して「ミュージアムマネジメントシンポジウム」パネラーをし、そして交流会、
     翌朝、給与計算と鰊番屋修復工事最終契約書チェックし、即札幌での東北・北海道の同業組合の会議と交流会、
     翌々朝は、鰊番屋修復工事入札公告打ち合わせ会議、夕方市議の市政報告会、
     終わって建設コンサルタント協会さんとの雪見酒。
     
     ・・・やっと少し心は落ち着いて。
     が、身体の方は悲鳴をあげ始めている。
     歯は疼き、目は眩み、耳鳴りしようともいつでも酔って候状態。
     少し休ませないと、痺れが走る左足と澱が溜まって重い腰、腰が爆発する前兆だ。

     時勢に乗らず、独自の人生を生きている人々との出会いを積み重ねてきた。
     各人各様ではあるものの、やはりどこか共通する特徴がある。
     その特徴が相まって、容易には屈せざる何かを、皆さんそのうちに秘めている。
     それは、含羞であり、いたずらっぽさであり、自省であり、ユーモアであり、虚無であり、不可思議な明朗さであり、感じることの過剰さである。

     でも、それらの一つが欠けると・・・。
     それで、調整という作業が生まれる。

     柄にもない役目だ。
     友は怒らない私を・・・老いたと笑ってくれる。
     
     季節は天候を一様にはさせない。
     時雨もあれば、暖気もあり。
     あるいは風もまた折折に。
     このような冬の日の変わりやすき中、常かわらぬ晴朗なる心のありようを持つ。
     「志、堪忍、器」、人が自分で大きく出来るものは、それは「器」と改めて思いつつ
     霜月に。

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