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    あれ、観光庁長官・溝畑さんの姿が映っていない。

    • 2010.04.25 Sunday
    • 10:53
    JUGEMテーマ:観光まちづくり

     久しぶりの更新です。
     年度初めで商売と観光まちづくりの多忙さに加え、関西方面に所用で行くということもあって、ちょっとリズムが乱れてしまった。
     が、私のリズム以上にお国の方も相変わらず乱れている。

     国交省大臣・前原さんも大変だ。
     記憶に新しいが昨年12月、本年度予算編成の最終局面でガソリン税暫定税率廃止を「小沢裁定」で撤回され、自ら編成した「JAL再建タクスフォース」も解散させられ、今回は「高速道路の新料金制度も「小沢裁定」でひっくり返されるという、二度、三度のちゃぶ台返しの目に遭っている。
     そしてちゃぶ返しの張本人も今日東京第5検察審査会で「起訴相当」と議決された。
     モウナンデもありの4月がもうすぐ終わる。
     
     その4月、国交省大臣管轄の観光庁は、わざわざ「観光親善大使」というポストを新設し、茶道裏千家前家元15代汎叟宗室の千玄室氏を、これに任命したと公表した。

    裏千家正門

     以前、連れ合いと旅行したときに素通りだったが撮影した裏千家の正門。

     さて、観光庁発表である。
    「観光親善大使を新設し、千玄室氏を任命しました」(2010.04.14)

     訪日観光の魅力を海外でPRしていくにあたっては、海外の方々に対して伝統文化
    などの日本の魅力をいわゆる「日本ブランド」として効果的に発信し、日本のファン
    になって頂くための取り組みも極めて重要です。このため、今般、伝統文化などの海
    外への紹介を通じて訪日観光PRの側面支援をする役割を担って頂く「観光親善大使」
    の制度を導入し、その第1号として、5日に裏千家の千玄室氏を任命しました。 
    今後、氏が活発に展開されている文化交流活動などの場を通じて日本の魅力を発信し
    て頂き、海外の方々に対する訪日観光のきっかけ作りの面で幅広くご支援を頂くこと
    としています。(観光庁HPより引用)
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    観光庁長官・溝畑さん、今度は「嵐」ですか?

    • 2010.04.13 Tuesday
    • 06:29
    JUGEMテーマ:観光まちづくり



     エリマキトカゲというキテレツなトカゲが大ブームになったのを覚えている人は、今もたくさんいるだろう。
     1984年、三菱自動車のミラージュのテレビCFが火付け役だ。
     二本足でひよこひょこ走るエリマキトカゲと快走するミラージュを交互に映しながら
     「のびのびと好きな道を行きましょうよ」
    とやる。
     なんとも珍妙で剽軽な姿が人気を呼んで一気にブレイク、同年6月には初来日(?)を果たし、TV番組や雑誌に頻繁に登場、エリマキトカゲの唄、エリマキトカゲ音頭などのヒット曲も相次いで、世の中、右も左もエリマキトカゲだらけになった。

     この空前絶後のエリマキトカゲブームには裏話がある。
     これだけ爆発的な人気を博したのだから、さぞや三菱ミラージュは売れたのだろうと思いきや、実は売れ行きはさっぱり、ほとんど実売に結びつかなかったのである。
     テレビCFをオン・エアした当初こそ、宣伝部には全国から「エリマキトカゲは何を食べてるの?」とか「どこで寝てるの?」「四つ足では歩かないの?」等々の質問が電話がパンクするほど寄せられたが、エリマキトカゲ人気がうなぎのぼりに高まるほどに、逆にパッタリと電話が減って行く。
     つまり、エリマキトカゲは車が売れる前にさっさとミラージュを降りて一人歩きをし始めてしまった。まさに、エリマキトカゲは天性のキャラで「のびのびと好きな道を行っちまった」わけだ。
     イージーにこれにあやかろうと目論んだ三菱自動車は、人さま頼りの虫の良さを大いに反省するしかない。広告代を返せと言っても後の祭りだった。

     動物をキャラクターにしたCMで成功したのは、ソニーのウォークマンだろう。




     靄に霞む湖(箱根の芦ノ湖らしい)をバックに、ニホンザルのチョロ松がウォークマンを手にイヤフォンの音楽にじっと聴き入る。
     微動もせず、時折、目を伏せ、瞑想しているかのようなチョロ松の映像とBGMの世界は、見ている者の目頭を熱くさせるほどに感動的で印象的だった。
     1987年のこのTVコマーシャルで、ウォークマンはトッププランドとしての地位を不動のものにした。
     このウォークマンのCMの素晴らしさは幾つかある。
     エリマキトカゲはミラージュに乗っていなかった。
     が、チョロ松はしっかりウォークマンを持っていたという、商品とキャラクターをしっかり繋げた秀逸な企画が、先ずは挙げられよう。
     それもあるが、それ以上に、観る視聴者に「物語」を予感させた演出が素晴らしい。猿が音楽を聴いて瞑想する、観る者はその奇異な光景の向こう側に神秘的で情緒的な物語の存在を無数に予感する。その架空の物語がそれぞれの消費者の心の奥底に沁み込む。
     それによってソニーのウォークマンは単なる機械ではなく音楽そのものに異化する。ハードウエアの性能は、音楽というソフトウェアに昇華する。
     この、心を掴まえる物語の演出が何より素晴らしく、これが成功の根幹要素だろうと思う。


      さて、お隣韓国の観光PRのキャラクターは、ペ・ヨンジュン。
     あの「冬のソナタ」のヨン様である。




     旅人に水を出すときは一息に飲んでむせないように柳の葉を浮かべて出したという古くからの韓国のもてなしの心を語りながら、朝もやの森の中でヨ ン様が一杯の水を飲んで微笑する。詩情豊かな物語性にあふれた映像で、極めて質の高いテレビCFである。
     新聞広告も、古寺を背景にヨン様が輝く ように微笑み「今、韓国に来て下さい」と語りかける。
      この広告も奏効して、「冬のソナタ」や韓流ドラマにちなむスポットにはいまだに日本の女性観光客が大挙して訪れている。

     韓流ブームの先 駆けとなった「冬のソナタ」は、2003年にNHK-BSで放送されて人気を博し、2004年にはNHK総合で再放送された。この2004年だけで観光な ど含めた経済効果は韓国・日本両国あわせて2,300億円と云われた。
      あれから6年経ってもいまだ冬ソナファンは根強くいるから、経済効果の累積は今や1兆円など遥かに凌いでいるだろう。
     驚くべきはこの経済効果= カネの高ではない。
     この効果をもたらしたものは「たった一つの物語であったこと」。
     その物語によって何百万人の人の心が動かされ、音 楽を聴き、グッズを買い、旅に出かけたということである。物語の持つ力がいかに大きいか・・・経済効果はその結果でしかない。

     実は「冬 のソナタ」の物語は、小樽で生まれた。
     このことは、小樽では常識だが全国的にはそれほど知られていない。

     1999年、日本映画が解禁 になりたての韓国で、岩井俊二監督、中山美穂主演の映画「Love Letter」(日本での公開は1995年)が公開された。
      公開されるや、たちまち130万人を超す大ヒットとなった。映画に屢々出て来る「お元気ですか?」というフレーズが流行語となり、若者はあちこちで「オゲ ンキデスカ、ワタシハゲンキデス」と挨拶し合った。
     この映画の舞台が神戸と雪の小樽で、この2つのまちで綴られる恋の物語が岩井監督独特の美し い映像美で語られ、この感性が韓国の多くの若い人たちの心を掴んだ。「冬のソナタ」のユン・ソクホ監督もまたこの映画に感動した一人で、これをもとに「冬 のソナタ」を創った。ユン・ソクホ監督自身「冬のソナタはLove Letterのオマージュ」と語っている。のちに続く韓流の恋物語はほとんど「Love Letter」に触発され影響されたものといって決して過言ではない。

     気候が似ていたり詩情豊かな街並もあって、とりわけ雪の小樽は韓 国の若い人たちの旅情をそそり、1999年の「Love Letter」韓国公開以降、小樽への韓国人観光客は激増した。
     観光客ばかりではな く、毎年2月に開催しているイベント「雪あかりの路」には毎年多数の韓国の若い人が準備や運営作業にボランティア参加してくれている。その数は今年まででのべ五〇〇人以上という厖大な数に達している。

     彼らは単にカネ稼ぎのアルバイトに来るのではなく、小樽のまちで小樽の人々と交流し、雪あかりの美 しいイベントをつくることに喜びを感じてやって来る。
     小樽のまちの物語に同化したいのである。
     「Love Letter」というたった一つの物語が「冬のソナタ」を生み出し、小樽と韓国の人々が互いを憧れて訪ね合い、心の共感を育んでいる
     ・・・日本人の韓国人 に対する親近感が、1997年の48%が2002年には69%に、韓国人の日本人に対する親近感が1997年の29%が2002年には38%に上昇したと いう。
     これは明らかに「Love Letter」「冬のソナタ」効果であろう。
     「Love Letter」や「冬のソナタ」など韓流ブームに続いて、今また「狙った恋の落とし方」という中国映画が中国国内で大ブレイクし、ロケ地の北海道阿寒に中 国人観光客が激増している。
     この中国映画は札幌出身の似鳥昭雄氏(家具の全国チェーン「ニトリ」社長)が故郷の北海道に恩返しということでプロデュースしたものだ。再び「物語」が、 今度は中国と日本との間に新しいムーブメントを興しつつある。

     物語を通じた心の交流は、カネにかえられない貴い効果を生む。
     その価値を思えば、経 済効果はちょっと嬉しい「おまけ」にすぎない。


     
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    こんな情報誌を出し続ける後志と仲間!

    • 2010.04.09 Friday
    • 23:06
    JUGEMテーマ:観光まちづくり
    BYWAY後志第禄号表紙

     Discovery & Interview Magazine と冠した、
     北海道・後志の奥行きに出会う旅を、
     自分自身を磨きあげる旅を、
     サジェストするマガジンスタイルのインタビューブック
     「BYWAY 後志の第(六)号!
    が発刊した。

     2007年に創刊号を発刊して、4年!
     4年で第六号だから、一年半に一号の発刊体制ということになります。
     が、そんな発刊リズムなど一切気にしないで、第六号まで来ました。
     また、それが・・・、中身はが濃いんです。
     全108ページの拡大版!
     書店でどうぞ!

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    四月、別れと出会い、新たな始まり

    • 2010.04.03 Saturday
    • 18:45
    一期一会の酒

     今年も多くの知人友人がわが町の職場から異動され、新たな方々が赴任されている。

     年度末、商売も含め年度の纏めをせねばならず、ゆっくりしみじみ別れを別れとして味わえない。 

     ・・・が、昨今は別れも出会いも唐突で、目安になる月・季節すらなくなって。
     急に仕事を変わったり、
     やめさせられたり、
     合う度違うスタッフを伴っていたり、
     なんとめまぐるしいことか。
     物やとりわけ心を調えたり準備したり、の余裕さえない。
     
     だから、せめて五月花咲く時季に会う約束をして、
     じっくり選んだ絆だけを頼りに、
     古い友とは昔話ではなく、これからのこと
     新しい友とは抱負なんぞではなく、これまでのこと
     たっぷり、花咲く季節の中で話したい・・・

     蝦夷地はフキノトウがやっと顔をだしたばかり。
     

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