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    小樽のお盆の、8/14-15の両日、小樽・堺町通りは! 第一回小樽堺町ゆかた提灯祭り2010

    • 2010.08.01 Sunday
    • 00:01
    JUGEMテーマ:観光まちづくり

    堺町夏祭り2010_表_519

     今年の堺町・夏祭りは、堺町通りを全面通行止めにしての昨年以上のイベントになる。

     そんな堺町通りが、小樽観光の拠点エリアになって以来初めての一大イベント準備のために、毎週月曜日と金曜日、堺町通り160軒もあるお店のなかで、若い店長やスタッフさんが三々五々集まってくる。
     30人ほどが集まる。
     今春まで10人集まれば出席者が多いと喜んでいた「堺町通り賑わいづくり」会議だったが、今や30人が集まり会議する。
     そのせいで、雰囲気は一辺に変わってきている。

     きっかけは、
     小樽観光20年で、
     初めて「堺町通り」を
     妙見川下からメルヘン交差点まで交通止めにし、
     堺町通り自身を、イベント会場とする

    という案を今春打ち出したことだった。
     それが決定的だった。

     一昨年、2008年夏、リーマンショック前から元気を失ってきていた、小樽観光のゲートウェイ・堺町通りを元気づけるために、堺町が一つになって「堺町通り賑わいづくり」協議会を作り、ゆくゆくは市内最大の160施設が集まる商店街形成まで行こう、そして、これまでは外から来る観光のお客様を商売相手にしてきたが、一番大事な「小樽市民」にこそ来て頂く「通り」に、夜も賑わう通りにしよう、というタクラミがスタートした。
     そうして作られたのが、
     「堺町通り賑わいづくり協議会」
    だ。
     企んだのは、小樽市長が委嘱した観光基本計画の実施プラン策定を検討する
     「小樽市観光プロジェクト推進会議」
    の面々、これからの小樽観光を担う四〇〜五〇代の民間委員達だった。

     どう、そのきっかけをつくるかと論議を重ねてきた。
     堺町通りで本気で仕掛けるなら、堺町の各施設の店長さんクラスに集まってもらっても決定権を預かっていなければ話は進まない、と論議は空中戦を重ねていた。
     
     そんなときの秋、我が国の初代観光庁長官に小樽出身の本保・国交省総合政策審議官が就任された。
     小樽市観光プロジェクト推進会議はこの機会を逃がしてはならないと行動に出た。 
     そもそも、本保長官は控え目で、派手なことはとことん遠慮する方だった。
     東京での数千人の観光庁設立記念パーティで、長官の耳元に、
     「小樽のほんの身内で、お祝い会をしたい。」
    と頼み込み、
     「近々札幌に仕事で行かねばならないが、一日の仕事が終わってからなら、但し身内だけなら・・・」
    と。
     帰樽するやいなや、ほんの身内だけの(^^)観光庁長官就任を祝う会を、堺町通りの北一硝子・ランプホールでと決め、開催準備に入った。
     堺町でやるなら、地先の観光施設の本社経営陣にもご案内しようという運びをし、ほんの身内だけの本保長官就任祝いパーティは、小樽らしい石造倉庫の大空間で開催された。
     その翌日、市長応接室には堺町のビッグ6施設と市長・小樽商工会議所会頭・小樽観光協会長が、堺町を元気づけるために堺町が一つになって「堺町通り賑わいづくり」協議会を作り、ゆくゆくは商店街形成まで行きましょう、という会議が持たれ堺町通り賑わいづくり協議会が誕生した。
     その中で、「ゆくゆくは堺町通りの路上も会場にするような、交通ストップしてやるような賑やかな通りにしたいですね」と小樽を拠点にというスウィーツ会社の専務さんがいい提案をしてくれて。
     まだ、いきなりは無理だが、そのアイディアを懐にしまったものだった。

     それから1年、堺町通り賑わいづくり協議会は、イベントを仕掛け続けた。
     2009.02.06 小樽雪あかりの路・堺町通りナイトマーケット 80社参加
     2009.07.19 小樽潮祭直前・堺町夏祭」 70社参加
     2009.12.19 小樽堺町通り・冬の食べ歩きラリー 40社参加
     2010.02.13 小樽雪あかりの路・堺町通りセント・バレンタイン・イブ
    と、突っ走ってきた。
     一年間の上記のイベント開催で、堺町通りの書く施設は、地元市民に来場頂く喜びを肌身に知った。
     そして今春の反省会で、
     ・もう一つのイベントを開催し終わって、次のイベントを考え実施するスタイルから、年間通してメリハリをつけ、じっくり準備期間を設けて、着実に実施していかなきゃダメだ、という声が堺町の地先の皆さんから出て来た。
     更には、
     ・食べ歩きラリーは飲食店やスィーツの参加で小樽市民の来場は得られても、観光物販店の参加は心情参加の域を出ていない。 なんとか物販店にもやって良かったという実感を得られる、オール堺町のイベントとして取り組みをしないとダメだ、という声が地先の皆さんから出てくるようになった。
     やっと、「堺町通り賑わいづくり協議会」立ち上げ時の会議で出た、「堺町通り交通全面ストップして路上も会場に」というスウィーツ会社専務さんのアイディアを実践するときが、きた。
     あしかけ2年、自分たちで自分たちの地域の企画をする、そういう体質に徐々に「堺町通り賑わいづくり協議会」は成長してきていた。
     堺町通りを全面通行止めにして、道路そのものをイベント会場とし、将来は小樽大物産展を開催出来るようなイベントに発展させてしていこう、という案がアイディアから企画案になっていった。

     全国で廃れてしまった歩行者天国・ホコ天の再現ならだめだ。
     が、堺町の各施設の前の道路も会場にした、飲食やスウィーツだけではなく、オール堺町の皆さんがやって良かったと終わって言えるような、小樽物産祭りに成長させていくイベントに挑戦するならと、北一ガラスを始め堺町の主要施設が賛成し、ゴーサインを出してくれた。

     そして、この二年間を助走路として、ついに今年の堺町夏祭りは装いも新たに、
     第一回小樽堺町ゆかた提灯祭り2010
    として、
     参加施設数 111 店
    で開催される。
     過去2年で最高の参加だ。
     それが、↓ 以下の参加店マップとなった。
     
    堺町夏祭り2010_表_519

     企画内容も過去2年の経験から充実してきた。

     ・開催期間 お盆8月14(土),15(日)の二日間・雨天決行
     ・会場   堺町大通り(妙見川川下からメルヘン交差点までの約500メートルの路上
           (二日間、am11:00〜pm21:00まで交通止め)
     
     ・プログラム
      ・浴衣でご来場の方には、買い物特典用意
      ・浴衣コンテスト開催_東京ディズニーランドか沖縄旅行、どちらもペア1組)
      ・ぷらっと小樽スタンプラリー:市内8箇所を回って商品ゲット。抽選で3万円旅行券他
      ・メルヘン交差点会場:14日
       メルヘンコンサート
       ルタオ・オリジナルロールケーキ早食い協奏
       メルヘンライブ・オールディズナイト
      ・メルヘン交差点会場:15日
        15:00メルヘン感幸ライブ
        18:00サブライズ・ライブ
        14-15両日のビアホール
      ・クラシックカー展示 堺町大通り路上 8/14 pm18:00まで
      ・オイコラ会場
        ・浴衣コンテスト
        ・食甚製作体験工房・
      ・中央バス、堺町ー天狗山割引バス運行、天狗山から大天狗さんが降臨
    と、
     自らの堺町エリアだけではなく、市内へのお客様の周遊、
    そして、
     天狗山観光との連携
    も目指す、いぶし銀の内容となっている。
     文字通り、「小樽市観光プロジェクト推進会議」が推し進めている
    時間消費型・小樽市内周遊型観光
    の実践だ。

     ここまでやってきた。
     小樽堺町ゆかた提灯祭の実行委の委員長の苦労は大変だった。
     が、ここまで先頭になって堺町通りを駆け回って。やって頂いた。

     かつて、堺町で賑わいづくり事業をやってもいいが、
      「その地元主体がいなけりゃ、やる意味ない
    と溜息をつく人達も2年前にはいた。
     なんで、客引き通りにそんなに入れ込むのか、
     所詮、観光客にしか目が行かない店ばかりではないか、
     それなら、既存の商店街に力を注いだ方がいいではないか
    と、仲間も行政の幹部も嘯いてもくれた。
     そして、私や仲間も堺町通りを「安物低俗土産観光通り」と言ってきた。

     が、小樽観光のゲートウェイである堺町の帰趨は、小樽観光そのものの帰趨なのだという現実から出発することが、彼らと私達の決定的相違だった。

     なにかしら違いを設定し、そこから距離をおくことでは、何も生まれない。
     その典型が、堺町160施設の大半が市外から進出してきた事業者だ、というのが2年前の行政も観光マターも堺町の地先の人達の共通の把握だった。
     しかし、実際自ら脚で回って調べてのものではなく、感覚で言っていただけだった。
     そして私達は自分の脚で回った。
     結果は、160施設の内90%が市内事業者だった。
     現場に入らないで、あれこれ手前勝手な評価をしていただけだった。

     そのような人々と私達の違いは、外からの批判を20年やってきてダメなら、堺町の現場に入って一緒に汗をかき仲間となって真っ向からそういう論議をしたい、という思いの有無だった。

     堺町通りの中には、観光20年の堺町の移り変わりを見てきてた結果、シニカルに構え、何をやっても意味ない通り、と自虐的な態度をとられる方々も少なくない。
     が、得てしてそういう姿勢を取られる方に限って、自ら当の堺町で汗をかいてきた方々では、残念ながら・・・ない。
     
     過去のことをジジ臭くあげつらって何が意味あるのか?
     かの有名な亀山社中は、血と汗を流してでも日本初の会社組織を作り蠢いたからこそ、歴史的意味がある。
     別に他のエリアのことではなく、自分の商売の寄って立つ基盤のある地先のことなのだ。
     汗をかかないで評論家ぶるだけでは変わるわけはない。

     今これから堺町通りをどうするのか、という夢を語り実践する仲間になって頂きたいものだ。

     堺町が変わること・・・、それは小樽観光が変わる、永続的小樽観光革命なのである。

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